こんにちは、元教員起業家の「りっぽん」です。
将来のお金の不安を解消するために、貯金をしている人は多いでしょう。しかし、投資をして資産運用ができている教員は少ない印象です。

貯金だけではお金が全然増えないんです。

それなら、株式(インデックス)投資をするといいよ!

でも、投資って失敗しそうで怖いんです・・・

怖いと思うのは知識が無いからだよ!
実は、教員とインデックス投資はとても相性が良く、資産を増やしたい人は始めないと勿体ないんです。
今回の記事では、インデックス投資のメリットや教員が始めた方がよい理由を解説していきます。
教員が株式投資するならインデックス投資

株式投資を始めるなら、リスクの少ないインデックス投資から始めてみよう!
インデックス投資とは、市場の動きを表す指数に連動する運用を目指す投資信託のことです。
日本株式:日経平均株価(日経225、日経平均)、東証株価指数(TOPIX)
米国株式:NYダウ(ダウ平均株価)、S&P500指数、ナスダック総合指数
インデックス投資のメリット
インデックス投資は複数の資産がセットになった商品で、爆発的な値上がりはしませんが、大暴落もありません。その為、長期で保有することにより、着実に利益を増やしていけるのがメリットです。

インデックス投資は初心者にオススメだよ!
分散投資が簡単にできる
インデックス投資は、投資信託の中身が目標とする指数と同じ銘柄で構成されています。
その為、インデックス投資をするだけで複数の銘柄に分散投資ができます。
分散投資は値下がりした際のリスクを小さくできるので、長期の運用に効果的です。
運用コストが低い
インデックス投資は信託報酬などの運用コストが低いのが魅力です。
信託報酬は投資信託を運用・管理してもらうための経費として、販売会社や運用会社に支払います。
投資信託を保有している間は常に信託報酬が必要なため、運用コストが安いかどうかは重要なのです。
投資の手間がかからない
インデックス投資は株価の値動きに合わせて、買い付け金額を変える必要はありません。毎月、一定額を購入する設定をおこない、あとはほったらかしで大丈夫です。
このように、市場の価格変動に関わらず一定の金額を一定の間隔で買い続けることを「ドルコスト平均法」と言います。
ドルコスト平均法を活用して、20年以上運用をすれば、負ける確率は圧倒的に下がります。
少額から始められる
「初めての投資で何万円も積立していくのは不安だな・・・」と思う方もいるでしょう。
投資はかなりお金がかかるイメージですが、インデックス投資は少額からスタートできます。最低100円から積立設定ができるので、お小遣い範囲でも運用ができます。
少額でも時間を味方につければ、貯金よりも圧倒的に資産を作ることが可能です。
教員がインデックス投資をするべき3つの理由
教員は授業だけが仕事ではなく、事務作業や部活の顧問など、やることが多くて大変です。
だからこそ、インデックス投資をオススメできる3つの理由があります。

投資を始めても、値動きを細かくチェックできないんです。

インデックス投資の場合、値動きは気にし過ぎないほうが良いんだよ!
運用は放置でOK
教員は学校での拘束時間も長く、投資の値動きを細かくチェックすることができません。
その為、FXなどの値動きが激しい投資をした場合、下落したまま放置してロスカットで強制売却されてしまいます。
しかし、インデックス投資なら、毎月の積立設定をおこなえば放置で大丈夫です。株価の上下に一喜一憂するよりも、どんな時でも一定金額を買い続ける人の方が勝率が高いんです。
副業が制限されていても資産を増やせる
教員は法律で副業が禁止されているので、本業以外で収入を増やす手段が限られています。しかし、株や投資信託などの資産運用は禁止されていません。
将来の資金に不安を抱えているなら、間違いなくインデックス投資はオススメです。
また、教員が合法でできる副業については、教員は「副業」してもいいの?学校教員が副業するための注意点と対策で解説しています。

安定した給料で定額積立ができる
インデックス投資で重要なことは、株価の上下に関わらず一定の金額で買い付けをおこなうことです。
教員の収入が安定しているということは、長期に渡って安定した投資ができるということです。収入面で長期投資に向いている教員は、インデックス投資と相性が良いと言えます。
つみたてNISAを始めてみよう!

つみたてNISAってインデックス投資と何が違うんですか?

つみたてNISAは制度の名前だよ。

通常は投資の利益に対する税金がかかります。でも、つみたてNISAはその税金が20年間免除されるよ!
投資で得た収入は通常20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金が課せられます。しかし、つみたてNISAは年額40万円の非課税枠が、20年間設定された投資方法です。
つまり、つみたてNISAで100万円の利益がでれば、約20万円得している計算になります。

月々33,333円を20年間、利回り5%で運用すると、約570万円の運用収益が出るんだよ。

つみたてNISAなら約115万円の税金を免除される計算ですね!

つみたてNISAの制度がどれだけお得か分かったかな。
つみたてNISAはリスクが少ない
リスクが少ないことは、投資で勝率を上げるために最重要のポイントです。つみたてNISAの銘柄は、金融庁に届け出のあった株式投資信託とETF(上場投資信託)に限定されているので安心です。
金融庁の許可が出るには、下記の項目を全て満たす商品でなければなりません。
- 信託期間が無期限、もしくは20年以上
- 販売手数料が無料
- 毎月分配型ではない
- デリバティブ取引による運用を行っていないこと
また、毎月の積立金額が多すぎると感じる時は、いつでも設定金額を変更することができます。

どうしてもお金に困った場合、つみたてNISAは途中解約することもできるよ。

ただし、投資の基本は長期運用だと心得よう!
証券口座はネット証券で開設
インデックス投資を始める為には、証券口座を開設する必要があります。証券口座は「対面店舗」と「ネット証券」で口座開設する方法があり、「ネット証券」で開設する方がオススメです。

ネット証券って、簡単に開設できるんでしょうか?

ネット証券の開設は、マイナンバーカードか通知カード+運転免許証があればできるよ。

オンラインで口座開設をすれば、最短1日で開設ができるよ!
ネット証券がオススメの理由
ネット証券で口座を開設することが、対面店舗より優れている点は下記の3つです。
- 取引手数料が安い
- 取扱商品が多い
- 銘柄を自分で選べる
対面店舗の場合は、営業するための家賃や人件費がかかっています。
その分、取引手数料が高くなったり、店舗側の利益率が良い商品を勧められるリスクが高くなります。

オススメの証券口座ってありますか?

SBI証券が一番コスパいいかな!
積立nisaだけでなく、今後の資産運用を考えていくならSBI証券を選んでおけば間違いありません。
教員の投資にオススメの3銘柄

ネット証券は開設できたけど、銘柄が多すぎて何を選べば良いんでしょうか?

投資に正解は無いけど、オススメの銘柄ならあるよ!

オススメ銘柄をぜひ教えてください!

じゃあ、オススメの銘柄をもとに買い付けをおこなってみよう。

だけど、大切なのはオススメの理由を理解して自分で選択をすること!
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500インデックス・ファンドは米国株式のS&P500指数と連動する商品です。
この商品を購入することで、米国の有名企業に複数投資することができます。
例えば、
- アップル
- マイクロソフト
- アマゾン・ドット・コム
- テスラ
といった有名企業が含まれています。今後もこの有名企業は市場をリードしていく企業だと考えられるので、安心の投資先と言えます。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は国内・海外先進国・新興国の全てを投資対象にしています。
過去の実績や、現在の状況を考えても米国企業が世界をリードしていることは間違いありません。しかし、この先も米国企業がリードし続けるという保証があるわけではないのです。
そこで、全世界株式に投資を行うことで、リスクを回避することができます。
また、今後の市場の変化に合わせて、銘柄の組み換えを自動で行ってくれるのでほったらかし投資にピッタリです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は国内・海外の株式だけではなく、債券や不動産にも幅広く投資を行います。
他の銘柄では、複数の国に投資をしても株式投資だけであることがほとんどです。しかし、8資産均等型は複数の資産を保有することで、投資の基本である分散投資を確実に行えます。
株式だけの銘柄と比べると、利回りが高いわけではありませんが、リスクを極限まで減らしたい人にはオススメです。
インデックス投資のまとめ
今回の記事では、教員がインデックス投資を始めた方が良い理由をご紹介しました!

お金を増やすためには、貯金しかないと思っていました。

お金を増やすために大事なのは「お金に働いてもらうこと」だよ!
投資が怖いと思っていた人は、知識が無かっただけです。
これからインデックス投資を始めてみようと思う人は、ネット証券口座でつみたてNISAから始めてみましょう。