教員の「副業」から「起業」まで徹底解説!教師に依存しない働き方

こんにちは、元教員起業家の「りっぽん」です。

「教員」は素敵な仕事ですが「自由」が少なく、大切な時間を削らなければ成り立たちません。そして、自由がない働き方に悩まされる先生もたくさんいます。

・部活動で土日の時間がなくなる
・サービス残業が全体の仕事量で、自分の時間がとれない
・教材研究を持ち帰ってしているため、家族と過ごす時間がない

中堅くん

自分の時間…たしかにないな〜。

りっぽん

家族ができると、より一層「時間」の大切さを感じるよ!


教員の仕事内容を考えると、教員が「時間的自由」を手に入れるのはほぼ不可能です。

中堅くん

「自由」を求めるなら、どうすればいいんですか!?

りっぽん

自由や本当の意味での安定を手に入れるなら「独立・起業」がおすすめ!!!!!

中堅くん

え!?起業とかムリムリ!

りっぽん

きちんとした「戦略」を立てれば難しくないよ!



教員は「自分の力で稼ぐのが難しい」と言われていますが、そんなことありません。教員でも「稼ぐ力」を高めることが可能です。また「稼ぐ力」を高めることで起業・独立も視野に入れることができます。

教員が起業・独立するメリットは4つあります。

  • 好きな「場所」で働ける
  • 好きな「時間」に働ける
  • 能力によって収入が上がる
  • 経費が使える

など、多くのメリットがあります。もちろん起業するデメリットもあるものの、起業するメリットを考えれば大きなマイナスにはなりません。もちろん自分の事業で自由に働く!教員が起業するメリット・デメリットで解説したように「起業するデメリット」はあるものの、メリットの方が大きく上回ります。

中堅くん

おおお!起業したくなってきたー!

りっぽん

私の経験をもとに失敗しない方法を教えるから、起業してみよう!

本記事では筆者の起業経験から「教員の副業から起業までのノウハウ」を大公開します!

りっぽんのプロフィール
  • 教員の働き方に疑問を感じて起業
  • ブログや物販など複数の事業を展開中
  • 教員が「起業」するためのノウハウを発信
  • 先生が自由を手に入れるための「起業」を提案
  • Twitterでも発信中
どうも!
目次

教員は「転職より起業」に向いている

「教員」は専門性が高く、誰でもできる仕事ではありません。教科指導、生徒指導、学校運営…やることがたくさんある上、きちんと仕事をこなさなければなりません。

りっぽん

専門性が高くても、他の仕事では求められてないんだよね〜!

中堅くん

え!?専門的なことができるのに?

りっぽん

専門的なことができても、それは他の仕事には使えないでしょ?

中堅くん

たしかに。学校では使えても、他の職場では使えない力が多いかも…


教員は「教育のプロ」です。しかし、転職に不利!?転職が難しい理由と「転職成功」に近づくポイントで解説しているように、教員の専門性は異業種では求められてない場合が多く「転職」だけでは「稼ぐ力」が伸ばしにくい傾向があります。

  • 転職活動する時間が取りにくい
  • 教員の経験が活かしにくい
  • 教育関係の転職が少ない
  • 給料が下がる可能性が高い
りっぽん

私も転職活動には苦労したよ〜。

中堅くん

りっぽんさんも転職活動はしてたんですね!

りっぽん

一応してたよ!良い条件があれば転職してたかもね!

「家族と自分の時間」を確保するために教員を退職したので、リモートワークなど時間的な制約が少ない転職先があれば、転職していたかもしれません。

とはいえ、私にとって魅力的な条件を提示してくれる転職先がなかったため「起業」の道を選びました。

「起業」がおすすめな理由
  • 転職の難しさは関係ない
  • 教員の収入を超える可能性がある
  • 自分の時間をコントロールできる
  • 元教員という肩書きが活かせる
  • 副業のスキルや経験を活かせる
りっぽん

転職しても「起業」を見据えた方がいいよ!

中堅くん

最終的には「起業」を目指すんですね!

りっぽん

その通り!稼ぎたいなら「起業」がいいんだ!

転職を目指す場合は「転職エージェント」の活用が最適解です。おすすめの転職エージェントは教員が利用すべき転職エージェント3選!仕組みから注意点まで徹底解説で紹介しているので、参考にしてください。

最終的には「起業」を目指すべき

教員を退職するなら最終的には起業を目指していくべきです。

中堅くん

なぜですか!?

りっぽん

退職する理由を考えればわかるよ!

中堅くん

う〜ん。サービス残業や時間の制約かな〜。

りっぽん

その通り!それを求めるなら「起業」が一番いいんだ!

教員を辞めて求めるものは、時間や金銭的な「自由」です。これを叶えるためには転職より起業を選択する必要があります。

教員が起業するまでの道のりとして、

  1. 教員→起業
  2. 教員退職→転職→起業

これら2つが考えられますが、わたしがおすすめするのは1のパターンです。

りっぽん

転職すると「起業」までに時間がかかってしまうからね。

中堅くん

いきなり起業とかできるんですか!?

りっぽん

大丈夫!教員を辞めるまでの「戦略」さえしっかりしていれば!

教員を辞める前から「起業」をイメージして行動することで、教員でも「起業」することが可能です。

教員は「起業・独立」に必要なスキルを持ち合わせている

とはいえ、いきなり「起業」と言われても、不安はつきものです。

中堅くん

起業がおすすめなのは分かったけど、自分が起業できると思わないんですよね。

りっぽん

大丈夫!教員をしていると、ビジネスで求められているスキルが鍛えられているから!

教員をしながら鍛えられるスキルとしては、

  • 人前で話すことができる
  • コミュニケーションスキルが高い
  • 思っていることを言葉にするのが得意
  • 自分で考える力が高く、ビジネスを生む力がある

といったものが挙げられます。
これらは教員をしていると、自然に身につく能力です。異業種では成長しにくいスキルですので、自信を持って独立・起業を目指していきましょう。

市場価値を把握して「事業」を考える

「稼ぐ」ためには、自分の価値を生かして誰かに貢献することです。

逆にいうと「自分の価値を知らない」とビジネスを生むことは難しく、独立するまでに時間がかかってしまいます。まずは自分の「市場価値」を知ることから始めましょう。

中堅くん

市場価値?いちば?

りっぽん

「しじょうかち」って読むんだよ!簡単に言うと、社会での「個人の価値」かな。


市場価値を知ることで、自分の強み(弱み)を知ることができるため、ビジネスのイメージが広がります。
社会おいて「自分の強みは何なのか」「何が弱みなのか」をしっかりと把握していきましょう。

「市場価値」を把握するために転職サイトを活用

市場価値を把握するといっても、自分ひとりでは判断できません。

中堅くん

市場価値を友達に聞いたら変な顔されました。

りっぽん

そりゃそうでしょ!

中堅くん

え!?

りっぽん

市場価値を知るには、転職サイトで聞くのが一番!


転職サイトといっても「転職するため」に利用するのではなく、「市場価値を把握する」ために利用します。
というのも、転職サイトは「全国の仕事の情報」が網羅されているので、最新かつ大量のデータから市場価値を測定することができます。

「市場価値の分析」に特にオススメなのが「転職サイト」です。

・市場価値
・職務適正
・パーソナリティ
・ストレス要因
・ビジネスマンとしての行動特性

中堅くん

自分の行動特性とか気になる。

りっぽん

行動特性を分析してもらったら、自分を客観視できていいよ〜!

教員として働いている期間に「転職サイト」に登録することに不安を感じる方もいますが、特に問題ありません。

りっぽん

私も教員をしているときに、転職サイトに登録しました!

中堅くん

学校にバレたりしないんですか!?

りっぽん

もちろんないよ!そんなことしたら、転職サイトの「信用」が下がっちゃうからね〜。

私も起業前に、「転職サイト」で市場価値を診断しましたが、民間での目安の推定年収などを知ることができ、今でも年収の参考にしています。

コンピテンシー(行動特性)診断で「自分の強み(弱み)」を把握

市場価値とあわせて参考になったのがコンピテンシー(行動特性)診断です。

・自分の強み
・ストレス要因
・相性の良い上司(部下)

などを、さまざまなデータから分析してくれます。「自分を知る」ことで具体的な行動や事業に落とし込むことが可能です。

市場価値診断やコンピテンシー診断におすすめの「転職サイト」については教員を辞めて「最初」にすべきこと!自分の力で「稼ぐ」事業の見つけ方で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

教員をしながら「副業」を始めましょう

市場価値や行動分析ができたら副業を始めていきましょう。

中堅くん

副業禁止されてるんじゃな!?

りっぽん

実は認められている副業もあるんだよ!

教員の副業は原則法律で禁止されています。しかし、これはあくまで「原則」です。

法律違反にならないように副業をすれば、全く問題ありません。

副業する方法
  • 許可されている副業で稼ぐ
  • 無報酬で仕事を引き受ける

教員のまま「副業」に取り組むことで稼ぐ力が倍増します。

将来の選択肢がグッと増えるので、法律に則って副業を行いましょう。

教員でも許可されている副業

りっぽん

教員でも副業していいって、意外と知られていないんだよね。

中堅くん

僕も初めて知りました!

教員の特性上、許可されている副業があります。

  • 教育に関する執筆活動
  • 教育に関する講演活動
  • 小規模の不動産投資
  • 株式投資などの資産運用

これらの副業は教員も認められています。

念の為管理職や教育委員会に問い合わせすることをオススメしますが、基本的には禁じられることはありません。

中堅くん

他の副業は絶対にダメですか?

りっぽん

副業の内容によるかな!

他の副業に関しても、実は100%ダメではありません。任命権者の許可がもらえれば、他の事業であっても副業することができるのです。

これに関しては「自治体」によって対応が変わってくるので、一度問い合わせてみるのがいいでしょう。

教員のまま「無報酬」で副業をする

副業の許可が降りなかったとしても「無報酬」で仕事をするのはOKです。

無報酬で仕事をするメリットは大きく現職のまま自分の事業を育てることができます。

  • 報酬を得ていないので、法律違反にならない
  • 収益化しなければ全く問題なし
  • 報酬がなくても教員としての給料で生活できる
  • 学んだスキルを実践で使い、スキルアップにつながる
  • 仕事の結果を残すことで、「信用」を貯めることができる

無料で事業を大きくすることで、本業での収入を得ながら、「信用」を貯めることで、退職前に事業を育てることが可能です。「この人に頼みたい!」と思ってもらえる人が増えれば増えるほど、ビジネスの成功する確率が格段にアップします。

無報酬で仕事を得るための方法はいくつかあります。

  • 収益化せずにブログを運営する
  • SNSで事業に関わる発信をする
  • 友人や家族の仕事を無報酬で手伝う

「お金」を発生させないことで、合法的に仕事を受けることができます。

りっぽん

ボランティアって感じかな〜。

中堅くん

なるほど!お金が発生しなければ大丈夫なんですね!

りっぽん

稼いでないから大丈夫!

無報酬で副業を行うことで「稼ぐ力」を大幅に上げることができます。稼ぐ力を高めておくと「教員以外の仕事で稼ぎたい!」と感じたときにスムーズに移行することができます。

「副業」について、さらに知りたい場合は教員は教員は「副業」してもいいの?学校教員が副業するための注意点と対策で詳しく解説しています。参考にしてください。

教員の副業にはネットビジネスがおすすめ

副業をはじめるときの注意点は「初期コスト」と「運用コスト」を考えることです。

中堅くん

カフェとかやってみたいかも。

りっぽん

カフェ経営、憧れる〜!ただ事業としてはオススメしないよ。

中堅くん

そうなんですか!?やってみたいのに!

りっぽん

カフェは店舗設備投資にお金がかかりすぎるんだよね。

中堅くん

なるほど。リスクがありすぎなんですね。

店舗や在庫を必要とするビジネスは、どうしても初期投資や運営コストが大きくなってしまい、失敗したときのリスクが高まってしまいます。。

リスクの大きいビジネス
  • 飲食店経営
  • 店舗経営
  • 物販ビジネス
りっぽん

リスクは絶対に抑えておくべき!

中堅くん

どんなリスクですか?

りっぽん

事業が自分に合わなかったとき「負債」を抱えてしまうとか…

中堅くん

たしかに事業をやめられなくなっちゃいますね。

初期投資が大きくなればなるほど、失敗した時のリスクが高くなることを知っておきましょう。

「ネットビジネス」ってどんなビジネス?

一言に「ネットビジネス」といっても、いろんな種類があります。

・動画編集
・画像編集
・ブログ
・Webライター
・動画配信(YouTubeなど)
・セミナー講師
・コミュニティ運営

それぞれに求められるスキルが異なるため、そのビジネスに応じたスキルを身につける必要があります。とはいえ、どれも「独学」で身につけられるスキルです。

中堅くん

どれもできないよ〜!


と考えずに、興味のあるものから始めてみましょう。

りっぽん

ちなみに私は「ブログ」から始めたよ!

ブログから事業を始めた理由は、

・初期投資が非常に安い
・「教育」をコンテンツに発信できる
・なんとなく自分にもできそうだったから(笑)

という考えからでした。
実際には「そんな簡単じゃないじゃん!!!!」と挫折しましたが、今の私があるのは、この挫折と成長のおかげです。

ブログを事業にするメリットはとても大きく、

  • 「元教員」の経歴を活かすことができる
  • 複数のビジネススキルを身につけられる
  • 不労所得になる可能性がある
  • ファンを獲得することができる

私も「元教員」という肩書きをもとに、SNSやブログで発信を続けてきました。そこから事業が大きくなり、100名規模のコミュニティ運営やコーチングなどに発展。元教員というだけで、ネットビジネスの強みにつながります。私自身も教員退職後「ブログ」で事業を始めて、今も事業の軸となっています。

りっぽん

「元教員」のキャリアって、他の人からしたら面白いんだよね〜!

中堅くん

たしかに、珍しい経歴ですもんね!

りっぽん

ブログで「月収7桁」も夢じゃないよ!

中堅くん

100万円ってことですか!?

りっぽん

そうだよ!しかもビジネススキルを鍛えることもできる!

ブログについてはブログで稼ごう!教員の副業で「ブログ」をオススメする理由7選で詳しく解説しているので参考にしてください。

ライティングスキルは最重要のビジネススキル

「ブログ」から事業を始めた私ですが、結果的に最高の選択でした。それはブログを通して「ライティングスキル」を高めることができたからです。

中堅くん

ライティングスキルって「書く」ための技術?

りっぽん

「書く」よりも「言葉にする」が正しいかな。

中堅くん

なるほど!「執筆」みたいなイメージだったけど、それだけじゃないんですね。

りっぽん

そうそう!いかに相手に伝わりやすい言葉にするか。これが大切!

ライティングスキルを高めることが、ネットビジネスで成功するための近道です。

自分の考えや思いをを使えることができると、

・読者が喜ぶ文章を書くことができる
・伝わりやすい言葉を原稿にすることができる
・読んでくれた人が「買ってみたい」と感じる文章が作れる

というように多くのビジネスに繋げることができます。

私自身、ライティングスキルが高まることで大きなメリットを受けています。

メリット

・自分の「教育観」を発信して、ファンを増やすことができた
・読者が読みやすい内容をブログにまとめて、満足度を上げることができた
・教育関係者が求める情報を発信し、感謝の声をいただけた

ライティングスキルを高めると、自分の言葉に思いを乗せることができるんです。

中堅くん

でも、どうやってライティングスキルを磨けばいいんですか?

りっぽん

Twitterがおすすめ!0円でできるしね!

中堅くん

え!?そんなのでいいの!?

りっぽん

まったく問題なし!ただ「読者目線」は忘れずにね!

稼ぎながらライティングスキルを高める

稼ぎながらライティングスキルを高めるならWebライターもおすすめです。

中堅くん

ブログとどう違うんですか?

りっぽん

Webライターは、お金をもらいながら「他人のブログ」を書く仕事なんだ。

中堅くん

自分のブログじゃないってこと!?

りっぽん

そういうこと!

中堅くん

自分のブログを運営した方がよくないですか?

りっぽん

ブログ運営と違って、報酬が確実にもらえるのがメリットだよ!ブログだと収益化までに時間がかかるからね。

  • ライティングスキルを高めたい
  • ブログのノウハウを身につけたい
  • 収益化までの時間を早めたい

Webライターをしてからブログ運営をする人も多くいます。

収益化までの時間や、今後の展望を考えつつ、選択肢の1つとして考えてみましょう。

起業・独立するタイミングを見極める

中堅くん

よし!なんとなく稼げるようになったし、起業しようかな!

りっぽん

いやいや!ほんとに大丈夫?

起業すれば「誰でも稼げる」わけではありません。もちろんリスクもあります。

起業・独立するタイミングを考えつつ、生活基盤が崩れない起業・独立を目指していきましょう。

教員が独立・起業するタイミングについては教員が副業で独立(起業)するには?具体的なタイミングも紹介!で詳しく紹介しています。

教員をスムーズに辞める

教員を辞める前に「稼ぐ」ための基礎が作れたら、教員をスムーズに辞めるための準備をしましょう。

中堅くん

いよいよですね!緊張する。

りっぽん

退職までの流れを理解しておけば、すこしは気持ちが楽になるよ〜。

教員をスムーズに退職できるように、全体の流れを把握して準備しておきましょう。

STEP
管理職に退職の意向を伝える

教員を辞める意向を管理職に伝えましょう。最低でも退職日の1〜3ヶ月前には伝えておくことで、スムーズに退職することができます。口頭で伝えるだけでなく「退職願」を提出して意思表示をしましょう。

STEP
退職届を提出する

教育委員会指定の書式で「退職届」を提出します。退職願は却下されることのない書類ですので、提出した段階で「退職」が確定します。

STEP
退職金の請求

学校の事務員から受け取った「退職金の書類」から退職金を請求します。

STEP
引き継ぎ

退職までに、業務の引き継ぎをしておく必要があります。特に書類関係の引き継ぎができていないと、退職後に連絡がくる場合があります。紙媒体だけでなく、データの引き継ぎも忘れずにしましょう。

STEP
退職

退職日を迎えると、晴れて「退職」となります。事業主として生活する「第一歩」です。

中堅くん

退職までの流れがわかると安心します。

りっぽん

一生に何度もあることじゃないもんね〜!

教員退職までの準備をスムーズに行い、退職までの時間を有意義に使えるようにしましょう。

開業届を提出する

教員を辞めたあとは「開業届」を提出します。

中堅くん

開業届って何ですか?

りっぽん

事務所に提出する書類だよ!事業を始めたことを申告するんだ。

開業届を提出することで、

  • 個人事業主として認められる
  • 青色申告で税金面の優遇が受けられる
  • 社会的信用が上がる

経費や控除などで優遇してもらうためには「開業届」を提出する必要があります。また社会的信用を高めることでクレジットカードが作りやすくなります。

中堅くん

青色申告ってなんですか?

りっぽん

「青色申告」っていう方法で確定申告をするんだよ!

りっぽん

青色申告で確定申告をすれば、税金面でめちゃくちゃメリットがあるんだ〜!

開業届を提出することで「事業で稼ぐ」という意思表示をすることでモチベーションアップにもつながります。教員退職後に「事業で稼ぐ」ことを決意したら、早めに提出するようにしましょう。

「開業届の書き方」については個人事業主になったときに必要な「開業届の書き方」を徹底解説で詳しく解説しています。

会計ソフトの準備

開業したら「会計ソフト」の準備が必要です。

中堅くん

会計ソフトって何ですか?

りっぽん

事業のお金を管理したり、確定申告の書類を作ってくれるソフトだよ!

事業主になると「お金の管理」や「確定申告」を自分でしなくてはなりません。

中堅くん

確定申告…したことないです!

りっぽん

そりゃそうだよ!いままでは学校事務の先生がやってくれてたからね!

中堅くん

自分にできるか不安です。

りっぽん

会計ソフトを使えば大丈夫!開業後に準備しておかないと後から大変だから、早めに導入しておこうね!

会計ソフトを導入することで、

  • 事業の「お金」の管理をしてくれる
  • 売上や経費の分析をしてくれる
  • 確定申告の書類が簡単に作成できる

教員は「お金」に触れる機会が少ないため、会計ソフトを導入することで大きなメリットを得ることができます。事業がスタートした段階で、会計ソフトを導入しましょう。

オススメの会計ソフトについては確定申告で迷わない!副業・事業主にオススメの会計ソフトを解説で詳しく解説しています。

退職後に「稼ぐ力」を加速させるコツ

事業が始まったからといって「稼げる」ようになるわけではありません。事業を大きくしつつ「稼ぐ力」を高めていく必要があります。

中堅くん

稼ぐ力を高めるにはどうすればいいですか?

りっぽん

「スキルアップ」と「環境整備」が大切!

稼ぐための「スキルアップ」と「環境整備」について解説します。

ネット環境の整備は最優先事項

ネット環境が悪いと事業に悪い影響が出ます。特にネットビジネスをするなら、ネット環境の整備は最優先で行う必要があります。

中堅くん

どんな影響があるんですか?

りっぽん

大きなデータを送るときに、ネット回線の速度が遅いと支障が出るよね。

中堅くん

ブログだったらどんな影響がありますか?

りっぽん

すべてに悪影響だね。記事執筆も遅くなるし、情報を集めるのにもイライラしてしまう。

中堅くん

なるほど。回線速度って事業の生産性に、大きく影響する感じですね!

どんな事業を選んだとしても、ネット回線の速度が作業効率に影響を与えます。

「回線速度が遅い」と感じている方はインターネットの見直しを最優先で行いましょう。

りっぽん

「切り替え」に時間がかかるから、早めに見積もりをとっておいてね!

中堅くん

1ヶ月以上かかったりしますもんね〜。

りっぽん

そうそう!しかも見積もりを取ると、今より「安く」なることも多いよ!

中堅くん

はやく申し込まなきゃ!!!

インターネットの切り替えは「時間」がかかります。とはいえ「見積もり・申し込み」さえしてしまえば、あとは工事を待つだけですので、改善が必要な場合は早めに行動していきましょう。

オススメのネット回線についてはインターネットは大切な投資!教員の副業にオススメのプロバイダ3選で詳しく紹介しています。ネット回線を改善して生産性を向上したい方は参考にしてください。

仕事道具をケチらない

事業主として仕事をするなら「仕事道具」をケチってはいけません。

中堅くん

性能が悪くても、安い方がいいのでは!?

りっぽん

いやいや、今後の「事業」を考えたらケチらない方がいいよ。

中堅くん

もったいなくないですか?

りっぽん

「稼ぐ効率」を考えたら、全然もったいなくない!

事業主は「労働時間」ではなく「成果」にお金が支払われます。仕事道具に投資して「成果」アップすることで、報酬が増えるのはもちろんのこと、作業効率も格段に上がります。

りっぽん

10分で1つのことしか出来なかったものが、仕事への投資によって5つ出来るになったらどう?

中堅くん

5倍の成果に変わる…たしかに重要ですね!

事業で稼ぎたいと思うなら、仕事道具はケチらずに「投資」していきましょう。事業への「適切な投資」が報酬として返ってくるのは間違いありません。

りっぽん

ムダづかいはダメだよ!

中堅くん

もちろん!事業につながる「投資」はケチらないようにします!

簿記検定で会計を学ぶ

事業を伸ばしていくために「簿記3級」を身につけて、お金の動きを学ぶことをおすすめします。

中堅くん

簿記?お金の計算?

りっぽん

お金の流れを客観的に把握するためのスキルだよ!

「どれだけお金をかけたのか」「費用に対して収益はどれだけあったのか」など、自分の事業を数字で理解し、改善していくことが可能です。先ほどの「事業への投資」に対する効果も、簿記の知識があれば把握することができます。

また税金面で優遇される「青色申告」で確定申告するには簿記の知識が必要です。

中堅くん

簿記の知識がないと青色申告できないんですか?

りっぽん

できなくもないけど、数字や言葉の理解ができないから苦労するんだ〜。

中堅くん

会計ソフトを使えばいいのでは??

りっぽん

もちろん会計ソフトを使うんだけど、会計の知識が0だと、訂正や調整がまったくできなくなるよ。

りっぽん

エラーが出た時に修正したり、経費や税金とうまく付き合いたいなら、最低でも「簿記3級」は取っておこう!

簿記検定については退職して稼ぎたい教員に最強の資格!『簿記』で「稼ぐ力」を爆上げで詳しく解説しています。教員退職前に取得しておけば、それだけでビジネススキルが爆上がりします。

教員を辞めて「自由」を楽しむ

今回の記事では教員の副業から起業までのノウハウするための方法を紹介しました!
本記事通りに起業を進めることで、自分のビジネスを生み出し、「独立・起業」することができます。

中堅くん

できることからやってみようかな!

りっぽん

そうそう!できるところから始めるのが大切。

りっぽん

どのビジネスも、最初は小さな一歩からだよ!



「自由」を手に入れるためにビジネスを始めた私ですが、今では「時間的自由と経済的自由」を手に入れることができました。これは教員をしていては、手に入れることができなかった人生です。教員を辞める前に行動して、教員では得ることのできない「自由」を掴みましょう!

教員や公務員の「稼ぐ力の向上」を全力で応援する、元教員起業家の「りっぽん」でした。

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