教員から独立しようと思っても、何をすべきか悩んでしまいますよね。

独立するには、何をしたら良いんですか?

教員のまま稼ぐ力を高めていくことが大切だよ。
先を考えず安易に独立してしまうと、後戻りできない事態におちいってしまいます。しかし、現職を続けながら副業にチャレンジすることで、独立が一歩ずつ近づいていきます。

いつ独立したら良いかタイミングも分からないんですよね。

それじゃあ、具体的な独立のタイミングについて紹介するよ!
「独立(起業)するタイミング」を明確にして、将来のイメージや具体的な行動を。
教員は副業してもOK
教員の副業は原則禁止されていますが許可をもらえればOKです。

副業してもいいんですね!!知らなかった!

許可をもらえればOKだよ〜。副業から独立の道に繋がるから、独立を考えているなら知っておこう!
独立・起業を考えている場合は「副業」が重要です。教員の副業について詳しく見ていきましょう。
副業が許可される場合
教員の副業が許可されるのは、以下のような場合です。
- 雇用形態によっては許可がもらえる
- 任命権者から許可をもらう
- 許可が不要な副業もある
- 無報酬で副業する

いくつかのパターンがあるんですね!

そうそう!まずは自分の状況を確認しつつ、副業にチャレンジしてみよう。
教員の副業ついては、教員は「副業」してもいいの?学校教員が副業するための注意点と対策で詳しく解説しています。参考にしてください。
教員が副業で独立(起業)する時の注意点
教員が副業で稼ぐ力を鍛えれば、独立(起業)しやすくなります。しかし注意点が2つあります。
- 見通しのない独立や起業はリスクが高い
- 現職のまま「稼ぐ力」を高めることが大切
それぞれ詳しく解説します。
見通しのない独立・起業はリスクが高い
教員が独立(起業)する際の1つ目の注意点は収入の見通しがない独立はリスクが高いということです。

収入をある程度確保しておかないと、失敗しやすいんですね。

よく考えて独立しないと、生活が大変になってしまうかもしれないよ!
- 稼げると思っていたのに仕事が全然見つからない
- 副業で稼げないまま貯金が底をついてしまう

考えただけでも恐ろしい…。

ちゃんと準備をしておかないと、生活が成り立たなくなるよ!
副業で安定して稼げていないのに教員を辞めてしまうと、収入が減ってしまいます。最低限の貯金を確保したり、副業で収入を得たりして、独立するための準備をしておくことが大切です。
副業から起業までの流れについては、教員の「副業」から「起業」までを徹底解説!教員に依存しない働き方で詳しく解説しています。記事を参考にして、独立・起業までの道筋を確認しておきましょう。
独立して稼ぐまでには時間がかかる
教員が独立(起業)する際の2つ目の独立して稼ぐまでには時間がかかるということです。

教員を辞めてから事業を始めては、遅いんですか?

事業で稼ぎ続けるには時間がかかるんだよ。
事業を始めても、すぐに何万円も稼げるようになるとは限りません。現職のまま副業で稼ぎ、独立することで「収入の基盤」を作ることができます。
- 教員の収入があるので安心感がある
- 空いた時間で稼ぐ力を高めることができる
- 独立までに時間をかけて準備ができる

教員の収入があるから、じっくり事業を育てることができるんですね。

そう!収入がある安心感は大切!
教員をしながら事業のための時間を作るのは大変ですが、やはり毎月給料がもらえる安心感は大きいです。
どんな副業を始めればよいかについては、教員退職後にオススメのネットビジネス!教員を辞めても「稼げる事業」はコレで詳しく解説しています。
低リスクで始められるネットビジネスを育てつつ、退職後の事業を育てていきましょう。

教員が副業で独立(起業)する具体的なタイミング
副業を続けている教員が、独立または起業する具体的なタイミングについて解説します。

おお!いよいよですね!

起業するタイミングは難しいけど、リスクを減らすためにもしっかりと考えておこう!
リスクを考えずに独立・起業すると、生活するのが難しくなってしまいます。
とはいえ、個人の状況によってリスクが異なるため、本記事では「2つのケース」を考えていきます。
- 未婚または子供がいない教員
- 既婚または子供がいてリスクを取りにくい教員
大きく2つのケースで考えると、独立・起業のタイミングやリスクを考えることが可能です。
未婚または子供がいない教員
未婚または子供がいない教員が独立(起業)するタイミングは比較的自由に選ぶことができます。
独身であれば、あなたの生活費以上に副業で稼げていれば独立(起業)することができるでしょう。

生活費ってどんなものがありますか?

家賃や食費、通信費などが支出になるものだね。
- 家賃
- 水道光熱費
- 交際費
- 公的年金
- 保険

僕の場合は実家暮らしだし、10万円ぐらいかな。

それなら10万円以上稼いでいれば、最低限の生活はできるってことだね!
最低限必要な生活費分を稼げていないと、生活自体が成り立たなくなってしまいます。
ポイントは継続して稼いでいるということ。毎月の事業収入が安定しないと、精神衛生上よろしくありません。

確かに収入が安定しないと、不安になってしまいますよね。

まずは副業で、継続して稼げる力をつけよう!
既婚の方の独立(起業)にあたっては、パートナーの理解も得ておきましょう。
既婚または子供がいてリスクが取りにくい教員
既婚または子供がいる教員が独立(起業)するタイミングは、より慎重になる必要があります。
- 十分な収益がないとパートナーに負担がかかる
- 子供の教育費など将来的にお金が必要になるので稼ぎ続けなければいけない
- 病気などにかかり副業できなくなることも考えられる
こう考えると、未婚または子供がいない教員よりも多くの収入や貯蓄が必要であることが分かります。
また副業で得た収入すべてを自由に使えるわけではなく、税金や年金など自分で支払わないといけないことも忘れてはいけません。

自分以外にも、守るべきものがありますもんね。

まさに!急な入院など副業できなくなる時のことを考えて、ある程度貯蓄しておく必要があるよ。

どのくらい貯金があれば、独立できそうですか?

最低でも生活費の半年分あれば安心かな。
家族の生活費が20万円なら半年分(120万円)の貯蓄が必要
家庭を持つ教員の副業収入が安定しないと、家計に大きな影響が出てしまいます。独立するために必要な事業収は月50万円〜100万円とも言われています。
パートナーの給与や貯蓄と合わせて、どの程度収入があれば安心して暮らしていけるか具体的に計算しておくと安心ですね。
生活費を把握する具体的な方法は独立・起業前の教員が「お金の不安」を減らすためにすべきことで紹介しています。安心して独立・起業するために、参考にしてください。

教員のまま副業して「起業・独立」を目指す
以上、教員が「副業で独立(起業)するための具体的なタイミング」について解説しました。

副業しなきゃ!!

規定違反にならないよう注意して、独立・起業を目指そう!
独立・起業のために副業はもっとも有効な手段です。自分の支出を把握しつつ「独立・起業のタイミング」を見定めていきましょう。
- 未婚または子供がいない教員は、自分の生活費以上副業で稼いでいることが目安
- 既婚または子供がいてリスクが取りにくい教員は、貯金が生活費の半年分溜まったら
パートナーの収入や貯蓄額などによっても変わってくるので、どの程度の事業収入があれば安心できるかを考えておきましょうね!
